とりあえずれおなの部屋

大好きな家族との出来事記録。感じたこと記録。元塾講師だから感じることもつらつらと。

高校三年生の話

つい先日、

志望大学に合格した高校生のお話をしましたね。←さらっとふれた程度でしたかね。

 

出会いは中3の夏後。

そうです、みんなが一生懸命になったあの夏の講習会の後に入塾です。

 

正直…「このタイミングで⁈」と。

 

もちろん本人からも

「あの時期に入って、先生からは相当なプレッシャーをかけられました。笑」

なんて後々言われる始末。

 

それでもなんとなく夏の講習会を過ごした子たちより

自分に必要なものをどんどん吸収して

成長していったんですよ。

 

群れず、個で戦う

 

そんな姿勢を彼女から感じていました。

 

前期南高校合格。

 

そしてそこ(2月)から高校講座の先どり。

 

志望大学は既に決まっていて

推薦狙いにしぼります。

 

南高校の課題に追われます。

部活はなんと忙しい吹奏楽部です。

 

塾に来られない週もありました。

 

だけど彼女を信じていました。

彼女も塾を信じてくれていました。

 

テスト前には朝から晩まで塾にいる生活。

学校の先どり…

学校の課題…

テスト前に総復習…

なんとかペースを保って

評定4.7キープ。

 

しかし、いつのまにかこのキープしていた評定が下がっていて

あらあら大変。

西野先生と相談しながら

またペースを取り戻し、評定を取り戻し…

 

指定校推薦を勝ち取り

東北薬科大学の合格まで

わたしがいない間にそこまで

彼女は一人で戦い抜きました。

 

 

合格の報告をもらったとき

正直そんなに驚かなかったのが事実。笑

いや、めちゃくちゃ嬉しかったけれども

合格する子ってなんかわかるじゃないですか。

 

1言えば10やる子。

↑言い過ぎかな。笑

いや、でも、こちらからの信頼があるってとても大切なこと。

 

先生たちからの信頼…ありますか?

 

そこまでの努力を、そして結果を伝えてますか?

 

 

話が少し変わりますが

わたしが中学、高校とバレーで学んだものも

この信頼の重要性なのです。

 

「こいつになら任せられる。そう思われるやつがメンバーに選ばれる。」

 

当たり前のことですよね。

だからミスをしないようになったんです。

 

カッコいいプレイとか

目立つプレイとかじゃなくて

みんなが繋いだボールを確実に任せてもらえるような選手になろうって思ったんです。

 

中学のときはキャプテンでエースをしていたけれど

高校にあがると、この身長なのと、周りが上手すぎたので必然的にリベロへ。(レシーブ専門の人ね!)

 

もう

ミスが絶対に許されなくなるわけです。

リベロは攻撃をしちゃいけないから

自分でしたミスの挽回策がないんです。

守るしかないんです。

ボールをあげるしかないんです。

 

信頼されるしかないんです。

 

 

その信頼は自分で勝ち取る、創り上げるしかないんです。

簡単じゃないぞ!

 

勉強も同じ。

部活も同じ。

そして社会に出ても同じ。

 

信頼される人間になるために

今、ひとつずつ練習しているんだって思おう。

全て繋がっているのだ。

 

 

 

今日の四字熟語は

 

質実剛健

しつじつごうけん

→真面目で強く、しっかりしていること

 

これ、わたしの中学と高校が掲げていた理念だったなー。

中学校に「剛健の像」ってのがあって、なんかこう…すごくムキムキな裸の像だったからみんなでニヤニヤしていた思い出があります。

 

 

真面目で強く、しっかり!!!していこう!